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その不審が肝要 [御法縁]

食べBLOGも、旅BLOGも、書きたいのに書けず終いで・・・、 でも、いつかは書きたいと思いつつ・・・、 あぁ~ めちゃめちゃ溜まっちゃっています・・・・・。
他にもやらなくてはならないことはいっぱいあるのに、なんだか、すべてにおいて中途半端にやり残しているといった感覚が山積しているような今日この頃です。
「所詮は今生事・・・、 捨てモノ、捨てモノ・・・」 と 言われてしまえば実も蓋もありませんが、私は、そんな捨てモノが大好きで、「捨てモノ」という拾いモノばかりしています。

さて、旅BLOGは連載が長くなってしまうので、食べBLOGを手短に更新していこうと思います。
とんと昔(二ヶ月も前)のお話しになってしまいますけれど、YTさんに居酒屋風のイタリアンレストランへ連れて行っていただきました。
何時間も御法のお話しをしていたはずなのに、記憶に残っているのは、いただいたお料理が美味しかったことだとか、世間話で印象深かったことだとか、そんなものばかりで・・・、 肝心なところが記憶からスッポリ欠落してしまっています。 とは言うものの・・・、何が「肝心なこと」なのかなんて、自身で計らっている以外のことは何もわかってはいない私なのですが・・・。

そう言えば、蓮如さまは 『御文章』の中に、「肝要」というお言葉で 肝心・要なところをお示しくださっていますが、かつて 「その不審が肝要である」 等々のお言葉が数多く目に付いて、「なぜに疑念が肝心なことだといわれるのだろう?」 と 疑問に思ったことを思い出しました。
私は、『御文章』の内容を理解できるような智恵などありませんので、その文章から蓮如さまの真意を読み取ることなどできませんが、私勝手に解釈すれば、「問題点を持って聴聞すべし」、「その疑念、引っかかりが大切なことなのだよ」、などと言われているように思っています。

それは、御法座にて聴聞している時にかかわらず、たとえば日常生活のひとコマであっても、それを問題にしたり、また、引っかかったところを掘り下げていく作業は大切なことだと思います。
特に自分にとっての悪縁を、タネといいますか、テーマにして聞いていくと、気付かせていただけることってたくさんあります。
もっとも、生きることに余裕がなければそれも出来ませんが、それでも良縁をいただいて後々にその悪縁を振り返ることが出来た時には、やはり如来さまの御恩徳に背き続けてきた自分を知らされるし、そんな私にかけられた御本願に触れさせていただけるのですから・・・、 まったくもって至れり尽くせりのお慈悲をいただくばかりの私です。

4.16 GiGi.JPGさてさて、お店は名駅三丁目の 「イタリア食堂 GiGi」 というカジュアルイタリアンレストランで、私のお気に入りはモチモチっとした手打ちパスタの料理と、それからとっておきはパルミジャーノでした!
少し前までは時折ワインを楽しんでいた私でしたが、ここ最近、日本酒の味を教えていただいてからはトンと遠ざかってしまい、久しぶりにいただいた赤ワインは、ちょっぴり大人の味がしました。
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