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春の高山祭 山王祭の夜祭り [御法縁]

H家に到着して当家自慢の美味しいコーヒーとおやつをいただいた後は、久しぶりにETさんとゆっくりお話しをすることができました。 
ETさんって、さっき見たショウジョウバカマの花のような女性だなぁ~ って思いました。 仏智に一本しっかりと立っていて、無駄のない優しさでほっこりと一人咲いているような、そんな素敵な女性です。
この後は二人で夕食作り!(^^)! 今夜は、飛騨牛のしゃぶしゃぶですo(^o^)o 嬉しい~!!!
夕食の時にいただいたお酒は、飛騨高山の「氷中貯蔵 熊の涙」という純米吟醸生貯蔵酒でした。
氷中でゆっくりと低温熟成されたお酒だそうで・・・、 難しいことは抜きに、とても美味しいお酒でした。

夕食の後はとっておきのお楽しみ!(#^^#)  H家までKnさんがお迎えに来てくださって、二人で夜祭りデートに出かけました。
青のとばりに包まれた夕闇に町の灯りがやさしく浮かび上がり、肌をさすような冷たい空気さえもその絵の中に溶け込んでいるような風景の中、Knさんにナチュラルに寄り添いながらお話しを聞いてくださったこと・・・、 昨夜までのあの辛い出来事をわずかな間でも忘れることが出来て、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

4.14 山王祭 夜祭り.JPG春の高山祭 山王祭初日(14日)の夜には夜祭りが催され、日中に曳き出された12の屋台が、それぞれ100個もの提灯を灯した姿で、朱塗りの中橋から本町通りを抜けて鍛冶橋を渡り、安川通りからそれぞれの屋台蔵へと帰って行きます。
『神楽台』の太鼓の音、 祭囃子の音色、 それに合わせて舞う獅子、 何よりも日中とは全く表情の異なった屋台の姿はとても幻想的で、遠目に見ていれば思わず惹き込まれてしまいます。
でも・・・、 近目にはいろいろな方向からの感情が入り過ぎて、幻想も幻滅に変わったり・・・(^.^ゞ
と、言いますのも、 酔っぱらった観光客と警察官との諍いが目の前で繰り広げられたり・・・、 我こそは と 見物に適した場所を奪い合ったり・・・、 自分一人くらいなら と 平気で風紀を乱す人もたくさんいて・・・、
自分も含めてそんなことが目の前で繰り広げられているものですから、ものすごく現実的なのです。

Knさんと私は鍛冶橋のたもとに場所を陣取り、氷点下の川風に吹き曝されながら待つこと一時間ほど、 ようやく先頭を行く獅子舞連と『神楽台』がやって来ました。
その間、Knさんがお祭りの解説や思い出話などをあれこれ語ってくださったのですが、これが周囲にいた人たちにも盛況で、いつの間にか人気者のガイドさんになっていました。
さて・・・、 半数近くの屋台を見送ったでしょうか・・・?  とても寒さに耐えられなくなってきてしまったので夜祭りを後にして、暖を求めネオンきらめく飲み屋街へと向かい、一軒の居酒屋さんに入店しました。  暖かかったです~(#^.^#)  肌も声も解凍していくようでした。
居酒屋さんを出た後は、いつもの(?)ラーメン屋さんで夜ラーメンと餃子をいただきました。

この夜 、Knさんに、今まで自分の内だけに収めておいた濁りとか迷いを解き放ち(話し)、逆に温かいものをお腹いっぱいにいただいて、無理なく笑える自分に戻ることが出来ました。
逆に Knさんには負担をかけてしまいごめんなさい。 そして、ありがとうございました。

帰り道、道に迷ってしまい二人で迷路のような深夜の住宅街を徘徊したこと、とても楽しかったです。
迷って、迷って、自分の居場所すらわからなくて・・・、 ただ、自分が正しい思う方向へ進むしかない・・・。 それでも、絶対にたどり着けると信じることを微塵も疑わないの・・・。
私には帰る場所がある。  独りだけど一人じゃない。  そんな嬉しい迷子の徘徊でした。

そして、心配しながら私の帰りを待っていてくれる人達がいる。 私は、贅沢なほど幸せ者です。
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