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高山支部報恩講 (前編) [座談会・懇親会]

またまたBLOGの更新が滞ってしまいました。 ここ最近ちょっと忙しくて(^^;) 嬉しい~(*^-^*)

昨日まで、二泊三日で高山支部の報恩講に参加をさせていただいていました。
御座は二日間でしたが、前日よりアレコレとお手伝いをさせていただく御縁をいただきましたおかげで、この三日間を通してホンに私一人のための御座であったと味合わせていただいております。

「報恩講」とは、阿弥陀さまの御心をあきらかにしてくださった親鸞さまの御苦労を偲び、その御恩徳に報いるために、親鸞聖人のご命日にあわせて営まれる法要で、浄土真宗では一番大切な行事とされています。
なぜかしら・・・、 私は報恩講さんがとても好きなんです。
今回の御法座は三座あり、親鸞さまが書き残してくださった『正信偈』を通して、このわが身にかけられた御恩の深きことをS先生がお話しくださいました。 (御法話については後日別記したいと思います。)

さて、報恩講さんの前日に高山入りをしてF家に到着した時には上着いらずの暖かい雨にちょっと戸惑いましたが、日が落ちてからはどんどんと気温が下がってまいりまして夜半過ぎには雪へと変わりました。
「奈ちゃんが来ると雪が降る!」との「雪女」説も板についてきた感じで、高山ではこの冬初めての積雪となったそうです。
窓の外は雪、そして暖かな室内では毎度の事ながら話は尽きず、深夜遅くまでお付き合いいただきましてありがとうございました・・・(#^.^#)
そして翌朝は、さっそく雪だるま作りです! とは言っても、わずかばかりの積雪しかありませんでしたので、30cmほどの雪だるまを三つばかり作っただけですがとても楽しかったです!

朝食の後は報恩講さんのお斎(おとき)の準備で大わらわです。
今回は、最小でも50人分を用意するとあって汁物だけでもキョエ~(^o^)丿と言うほどの量でしたが、普段見慣れない量なだけに面白かったです。 でも、手がふやけました。(^^ゞ
DSC00634.JPGお昼からは地元のお同行さんも早めに来てくださってみんなで盛り付け大会です! が・・・、盛り付け一つをとっても各々が意見を持っておられますので、その交わることのない平行線上の意見交換が、まるで漫談でもしているかのように可笑しくて楽しくお手伝いをさせていただくことが出来きました。
それに今年は13品もあったので大きなお皿にいっぱい いっぱいで、とっても豪華なお斎となりました。

この一品一品にも、その素材から工程に至るまで、私には知り得ることのない御苦労があるのです。
その御恩を恩とも思わずに、当たり前のように「私のモノ」として食ろうているのが私です。
「報恩講、報恩講」と口では言うていても、その趣旨も心に掛らず、ただ「美味い、美味い」と我欲のままに命に食らいついているのが私なんです。
私が食ろうているその命は、如来さまの御命です。
なぜ、この場所(報恩講さん)で、このお食事をいただけているのか・・・。 そんなことは理屈で考えて出せる答えではありません。
ただ、今、この私にどれほどの尊い御恩徳をかけてくださっているのかということを、ほんの一瞬、ほんの一端ではありますが、感じさせていただける不思議がとてももったいなく思います。
(つづく)
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