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老少不定 [御法縁]

今日、通夜に行ってきました。
彼女からは、禅宗だと聞いていたのですが、お経(?)の最初から最後まで何度となく読みあげられる「南無妙法蓮華経~」
通夜式の後、葬儀場の人に、「日蓮宗ですか?」と尋ねたら、「日蓮系ですが法華宗です」とのことでした。
見慣れない祭壇に、聞いたことのないお経。
私は少し戸惑いながらも小さな声でただ一人、「南無阿弥陀仏」と称えさせていただきましたが、「南無妙法蓮華経」と口にしている人は、誰もいませんでした。
それにしても、宗派も知らずにお葬式を出すとは・・・? 今どきは、そんなものなのでしょうかね~?
隣りの式場から聞こえた『正信偈』の声が、とても有り難かったです。

しかしビックリしました。 金曜日の夜に、ご近所のお友達の旦那様がなくなられたと聞いた時は・・・。
だって、私の頭の中では、「ご近所での次の順番はあの人の番だな・・・」なんて勝手に死亡計画を立てていたのですが・・・、「老少不定!!」とズバリ指摘され、自分がそう思えても思えなくても、明日は我が身と言うのが真実。
いえ いえ、今、この瞬間に何が起こるかわからない、「今が後生ぞ!!」と指摘していただきました。 南無阿弥陀仏

彼女の旦那様ですが、身体中のアチコチが痛くてマッサージなどに通っていたそうですが、あまりの体調の悪さに総合病院にて検査をした結果、末期の肺がんだとわかり、それから、たった10日後の死亡だったそうです。

しかし、妻である彼女をはじめ、家族も親族もとても明るいのです。
確かに彼女の旦那様は婿養子に入られ、肩身の狭い思いをされた方だとは思いますが、まだまだ現役世代の夫を亡くし、あんなにも明るくしていられるのはどうしてだろう? と、ちょっと不自然さを感じました。
法華宗では、後生をどうとらえているのか気になりましたので ちょこっと調べてみましたけれどわかりませんでした。

明日は朝から葬儀で、午後からは初七日の法要がつとまります。
葬儀のお手伝いは大変ですが、またいろいろな発見に出会えることを不謹慎にも楽しみにしながら、自分の死はそっちのけに放っている私なのです。 南無阿弥陀仏

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